綱引きも姿勢が大事・・・腰と背中の痛み

スポーツにしろ、運動にしろなんであれフォームは重要な要素であることは間違いがない

写真はフォームがよければ、3倍の力が発揮されることを連想させるものですね。

以前、綱引きをされている人が相談に来られました

症状は腰痛・背中の痛みが中心でなかなか改善しないと

またこれらの症状は、綱引きをはじめてから出てきたということ

実際に、綱引きをしている時の動画を見せていただいたら、

まあ、姿勢が良くない感じ。

感じというのは、綱引きの姿勢についての知識がその当時は少なかったから

写真のような感じで引かれていた(以前のクライアントさんなので写真がないのです)

こんなフォームで腰を曲げて腕で引くのは、絶対に良くないよね!

この写真のようにフォームが綺麗だと身体の負担も全然違うだろうね

 

下記動画は綱引きのフォームがわかりやすい

しっかりと綱を引くためにはフォームが大事ですね

 

 

 

 

 

 

釣り人・・・腕のしびれ

釣りが大好きなクライアントさん

釣りが大好きで、休みの日は必ず釣りに出かけている

そんな釣り人さんの手にしびれが

当たり前だが、釣りも非対称の動きの繰り返し

1日に何度もなんども、同じ動作の繰り返し

特に釣り棹を持っている方の手は、持続的に同じポジションで固定して棹を保持している

これもスポーツ障害ならぬ、釣り障害???

当たり前だけど、症状の緩和としてのセラピーの方針は、原因となっている因子の解決と結果として起こっている因子の解決は言うまでもない

 

 

脳を空っぽに・・・youは何しに日本へ?

今日、平成30年5月14日の夕食のとき

たまたまテレビで【YOU は何しに日本へ?】が放送されていた。

3月に千葉で行われたフリーダイビングの世界選手権
「パンパシフィックチャンピオンシップ2018」に出場する選手の密着取材

密着を受けたのはアレクセイ・モチャノヴァ選手(ロシア)。

彼のウォーミングアップで語っていたのが印象的なので、すぐにここに書いています。

彼はウォーミングアップのときに黙って寝ていました。

何をしているのか?と聞かれると

脳は酸素をたくさん消費する臓器なので、頭を空っぽにしているのだと!

我々は、黙って目を閉じるといろいろなものを考えてしまいます。

私が瞑想を始めた時などは、

今日は何を食べたかな?

明日は何食べようかな?

今日の予定は?などなどいろいろなことが頭に浮かんできます。

彼はウォーミングアップアップで瞑想のようなことをやっていたのですね。

彼は脳の酸素消費量を極限まで落とし、競技に挑みます。

そしてこの大会でも優勝!

我々も瞑想をして、脳に入ってきてるノイズを取り除きスポーツをすると圧倒的に怪我を予防できるだろうし、よりそのスポーツを楽しめるだろう!

 

 

ピッチング動作には運動連鎖が重要

美しいフォームは、動きの流れがある。

エネルギーの流れと言ってもいい。

とりわけピッチング動作は

足関節→膝関節→股関節→骨盤→体幹→肩関節(肩甲帯)→肘関節→手関節→指へと順を追って流れている。

エネルギーが流れていく過程の中で、エネルギーが増幅して最後の指先から放出されなければならない。

エネルギーが増幅して伝わっていくにはリラックスが流行り重要

足からのエネルギーと体幹のエネルギー

特にここで重要な機能が肩甲帯

胸郭の上を肩甲骨が自由に動けることはとりわけ重要な要素となる

 

力みは鈍感の元・・・筋収縮が運動感覚を鈍らせる

力みは鈍感のもと

力みがあると自分がどのような状態にあるのか、自分のイメージしている自分とのズレが生じることがよくある。

ピッチャーでいうと自分の思っているリリースポイントと実際のリリースポイントがずれていたり、バドミントンのシュマッシュでは打点が大きく異なることがよく見られる。

今日来ていただいた中学生も同じような現象が見られました。

バレーボール部で、ポジションがアタッカーが三日前に肩が痛くなり上がらないと相談に来られました。

ベッドに寝てもらったときの状態を再現した写真です(私で失礼!)。

まずはリラックスした足の状態

次がリラックスしているつもりが、無意識に力みがあって足が浮いてる写真

本人はリラックスしているつもりですが、太ももに力みがあることに気づかずに足部が浮いた状態になっています。

このような状態だと自分がどのような身体の位置関係になっているのかずれてしまって力の入れ方がわからなくなるように混乱してしまいます。

ヴェーバー‐フェヒナーの法則(Weber–Fechner law)

簡単に説明すると、刺激が少ないほど、感受性は高まり、刺激が大きいほど、感受性は低下するというもの。

例えば、スピーカーの出力が、1Wから2Wへ”1W”大きくなったときと、10Wから11Wに同じく”1W”大きくなったときとを比較すると、1Wから2Wへ大きくなったときは、人間の耳には音が大きくなったと感じることができます。

一方、10Wから11Wに同じく”1W”大きくなったときは、音の変化を感じることは難しいのです。

つまり、1Wから2Wへの変化は「2倍」ですが、10Wから11Wへの変化は「1.1倍」になり、刺激量が大きくなるにつ入れて、感覚的には鈍感になるということを示しています。

筋緊張が鈍感にする

ヴェーバー‐フェヒナーの法則により、持続的に必要以上の力み(筋緊張)があると身体の感受性が鈍り、自分が思っている身体の位置と実際の位置にズレが生じて、様々な障害を引き起こす可能性が十分にある。

金子らの論文でも、身体活動中に動筋と拮抗筋を同時収縮させるように力が入っている場合には、運動覚の精度が低下していると筋収縮が運動感覚に影響を及ぼすことを示唆している。

筋収縮に影響される運動感覚(金 子 文 成札幌医科大学 保健医療学部 理学療法学第二講座、速 水 達 也2信州大学 全学教育機構 健康科学教育部門、バイオメカニズム学会誌,Vol. 35, No. 3(2011)

無駄な筋緊張を解放し、感受性を高めるには

無駄な筋緊張を解放し、感受性を高めるには、フェルデンクライスATMレッスンを継続的に行うことが一番の近道だと経験的に考えています。

ATMは非常にゆっくりした動きを通して、自分自身の状態や動きを起こすときの癖に注意を向け自分自身を知るように進めて行きくのが特徴です。

リラックスはスポーツ障害予防の観点からも大切

リラックスしている状態にいることは、スウィング系スポーツをしている選手をはじめ、高齢者の転倒予防という観点からも重要と考えている。

リラックスとは・・・無駄な筋肉の緊張がないこと

リラックス

スウィング動作において、リラックスがしっかりできれば筋力がしっかり発揮できるし、スウィングスピードがあることは今まで書いてきたが、

では、そのリラックスとは・・・と尋ねられると、この言葉のイメージはまちまちだと思います。

リラックスとは

ここでは、完全にリラックス(脱力)して、立ってもいられないほど、すべての力を抜いてしまうのではなく、

高岡英夫氏の著書である「究極の身体」から言葉をおかりすると、立つことを例にとると「立つためのギリギリの筋出力で立つ」と表現されています。

つまり、立つために必要な全身の筋肉を最小の筋出力に抑えるということになります。

この真反対になる言葉が「力んでいる状態」。

もしくは全身の筋緊張のコントラストがありすぎる状態とでも表現できるかな?

例えば、立位姿勢において腰部の筋肉と大腿四頭筋(太ももの前側)が硬く緊張して、腹部と臀部(お尻)が緩んでいるような筋緊張のアンバラスがあるとき、力みが明瞭化してきます。

リラックスして立つとは骨で立つ

リラックスした状態で立つとは、つまり骨格で立つこと。

これはフェルデンクライス博士がなんども言われていることで、身体を支えるのは骨格で、ある状態の姿勢から違う姿勢に変化するときに筋肉を使うように説明されています。

実は私は、リラックスして綺麗な姿勢で立ってるつもりでした。

しかしよく、自分を観察してみると反張膝が強くなってきており、ふくらはぎがパンパンになって、大腿四頭筋が緊張している状態が当たり前になっていることに気づきました。

いつの間にか癖になっているので、骨で立っているかどうかわからないことがあるのでフェルデンクライスのレッスンなどで自分自身に気づく機会を持つことも大切になります。

下の写真は、アラン・クェステル(フェルデンクライス・トレーナー)のアドバンスコースで学んだもので、足底に鉛筆より二周りくらい大きいものを入れるなどして、踵の前に体重がかかるようにすると、下腿が比較的垂直に近い位置に来て骨で立つ感覚を身につけやすくなります。

PostureからActureへ

フェルデンクライス博士は良い姿勢をいつでも、どんなときも、直ぐに動ける状態にいることを良い姿勢と言っていました。そしてこの状態のことをActureと表現したのです。

Actureとはフェルデンクライス博士の造語ですが、静的で動かない状態をPostureと表現していることに対するユニークが入っています。

良い姿勢とは重心を直ぐに動かせること

良い姿勢は直ぐに動ける状態でいることとは、リラックスした状態にいること。

リラックスした状態にいるとは骨格で身体を支えている状態でいること。

骨格で支えているためには、ゆらゆら動いて重心を探し続けれる状態のこととも言えます。

バットのグリップをしっかりと握り保持すると、手首周囲から腕にかけて筋緊張は高まります。

ほんの少しでもバットが傾くとさらに手首の筋肉は緊張が高まります。緊張が高まると動きが窮屈になり、自由に動き続けることが困難になります。

バットを手のひらで支えるようにすると、重心バランスを微調整しながら支えます。

この状態でしたら、直ぐに動けます。

直ぐに動けるということは、腕のスウィングスピードを上げやすくなることにつながり、野球のピッチングやバドミントンのスマッシュに生きてきます。

 

立甲・・・肩甲骨が立てば、パフォーマンスは上がる!

もう直ぐ、

「肩甲骨が立てば、パフォーマンスは上がる!」

と言う本が今度出版されます。

非常に楽しみな本です。

Amazonの紹介を見ると

肩甲骨を自由自在に操れる者こそスポーツを制す!

スピード・パワーが爆発的にアップ
眠っていた潜在能力を引き出し、ハイパフォーマンスを発揮できる身体に変わる
トップアスリートの共通点は”肩甲骨”の使い方にありとある。

以前から紹介している肩甲骨の重要性がこの本からも学べるかと思うと、到着するのが待ち遠しい。

そういえば

ボルダリング世界王者 楢崎智亜選手が以前テレビに出ていたときも肩甲骨の重要性が特集されていましたね。

そこでの説明によると

肩甲骨が立甲ができるくらい柔軟性と安定性があれば、上肢のパワーに貢献できるし、より遠くの岩を掴むと言う意味でも重要な機能と説明されています。特に肩甲骨の持っている可動域を全部使ってパワーを発揮しているのが、彼の強さでもあると説明されています。

筋力(筋収縮)はリラックスで発揮される

筋肉は伸ばされると戻る力が発揮される。

筋肉は伸ばされると、元の長さに戻ろうとして筋収縮を発揮する。

例えば、野球のピッチャーの胸が伸ばされるた後に、戻ろうとしてスウィングが起きるのがそれである。

滑り説

 

滑り説(すべりせつ)は、筋収縮が進行するメカニズムとして提唱されている学説である。

筋収縮は、筋線維の中の「太いフィラメント」と「細いフィラメント」という2種類のミクロな線維状の構造が滑り合うことによって起こると考えられています。

この太いフィラメントと細いフィラメントがお互いに滑り合い、筋節の中央方向に向かって力が発生することによって収縮が起こり、筋力として発揮されます。

至適筋節長

最大張力を発揮するために一番いい筋節の長さ、これを「至適筋節長」といいます。筋節長というのは、筋線維の長さと同じ意味なので、筋線維として力を出すのに一番いい長さであるとも言えます。

至適筋節長は、各部位でも、関節の角度でも変わってくると言われているので、どの位置がもっとも至適筋節長となっているのかという絶対値ははっきりとはわかりませんが、感覚的にはリラックスした状態とも表現できそうです。

リラックスした位置

リラックスした位置とは、体全体と見たときに無駄な力みがなく、いつでもすぐに動ける状態で入れるところ。

フェルデンクライス博士は、この状態をActure(Postureに対する造語)と呼んでいます。

脊柱の周りの筋肉はリラックスが重要

野球やバドミントンを行うとき、脊柱周りの筋肉のリラックスは重要。

速い動きや反応するときには、全身の力を抜き、身体の重さを最下部におけるような状態を作ることが重要。

図のようにリラックスすれば、収縮幅がひろがり、その分収縮力がアップするのです。

統一体とは・・・心身統一合氣道会

私が学ばせていただいている、心身統一合氣道会で言う所の統一体の状態になると、安定した姿勢になります。

ピッチャーが片足で立っていても安定した状態になります。

安定していると、ピッチャーとしては視野が広がり、バッターの癖が見抜きやすくなります。

視野が広いと、どこに投げれば討ちとれそうが投げる場所がわかります。もちろん絶対ではないですが・・・・

視野が広いと、さらに脱力がプレー中も持続できるのでピッチャー返しの強打が来ても処理しやすくなります。

元巨人軍の桑田真澄投手は、グラブサバキ、フィールディングは美しかった。

もちろんバッターも場合も統一体だと、全身の力が抜けているのでバットコントロールがしやすくなります。

宗主の藤平光一氏から王貞治氏が学び、野球に活用したことで有名。(写真は心身統一合氣道会ホームページより)

 

自然な姿勢には、自然な安定があります。反対に、不自然な姿勢、身体に力みがある姿勢や虚脱状態の姿勢には安定がありません。統一体では、意識しなくても自然に姿勢が安定しています。さらに、動いている間も統一体が維持出来る様に稽古します。統一体が身に付くと、運動能力は向上し、怪我に強い身体になります。(心身統一合氣道会ホームページより)

つまり、ピッチングやバドミントンのスマッシュのときに、そのフォームが安定して全身の力が抜けているので、でんでん太鼓のように勝手に腕が振られるようになります。

心身統一の4大原則があり、これは心身統一するための具体的な方法です。

1、臍下の一点に心をしずめて統一する

2、全身の力を完全に抜く

3、身体の総ての部分の重みを、その最下部におく

4、氣を出す