腕を力強く振るには、下半身の安定は必須です。
特にピッチャーの場合、位置エネルギーをロスなく運動エネルギーに変換して腕をスウィングする時の下半身の安定は、速い力強いボールを投げるとともに、コントロールにも影響を与えます。
特に、右ピッチャーの場合は右足で身体の安定を図りながら、位置エネルギーを運動エネルギーにエネルギーロスなく移行するために重要な役割を果たします。
そこで、ピッチャーは下半身を鍛えるために走り込みやウエイトトレーニングを行います。
多くの鍛えぬたピッチャーの下半身は見事なまでにビルドアップされています。
このようなトレーニグとともに、下半身がしっかりとグランドに根付いたような身体の使い方も重要な要素です。
昔みたブルースリーもそうだし、
68歳の私の合気道の先生も、押し倒せないくらいどっしりとしています。
しかし、実は上半身はリラックスしているのです。
私は学生の頃、かなりウエイトトレーニングに没頭した時があり、どちらかというとピッチャーをする時は、かなり力を使って安定を取ろうとしていました。
私の知ってるまったく違う身体の使い方が存在したのだと、これを知った時は興奮したくらいです。
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