スローダウンも取り入れよう!

肩を痛めたり、肘を痛めた選手がグランドに戻ったときに、 今まで同じ投げ方を、再び繰り返してしまうと再発に繋がる可能性があります。

何故ならば、人は早く動くとき、速いボールを投げるとき、遠くまでボールを投げるとき、脳にはすでに刻み込まれているパターンや自動操縦モードでできるパターンに陥るしか選択の余地がありません。

痛めた投げ方しか選択の余地がないので、また繰り返してしまします。

つまり何かができないときは、その能力がまだないときです。

能力を獲得するためには、脳がより細かく「違い」を捉え、無数の新しい神経細胞のつながりを作り、それが統合される必要があります。

その機会を作り出すためには、ボールを投げるときにそのペースをもいっきり落とすことが必要です。

「ゆっくり」は脳の注意を引き、体に起きていることを感じる時間を与えます。

ボールを持ったとき

ワインドワップのポジションを取ったとき

片足でバランス取ったポジションのとき

トップポジションのとき

リリースポイントのとき などなど・・・・

自分の中にブレーキをかけているのはどの時かなど 体に起きていることを感じる時間が必要な時が多々あります。

「ゆっくり」は感じる時間・気づく時間を与えてくれます。

動き

バリエーション VS VSOP

VSOPとは昔私が学生だった頃に流行った?
言い回しです。

いつものブランデーをもじったのかな?
ベリー・スペシャル・ワンパターン
なんと古めかしい。

ところで

私がスウィング系のスポーツをしている選手にエクササイズを覚えて実施してもらうとき、例えば野球選手(特に投手)に対して、バドミントンを動きを行なってもらいます。

ハイクリアやスマッシュをしてもらいます。

投げる動きと打つ動きは非常に類似しております。

類似した動きをバリエーションとして取り入れることは脳に学びのスイッチを押すことになります。

学習についてこんな実験があるそうです。

脳科学者の研究チームがラットを4つのグループに分け、異なる活動をさせる実験を行いました。

1.強制的な運動をさせる(毎日決まった活動をさせる)
2.アクロバット(バラエティに富んだ障害物のある複雑なコースを与えて活動させる)
3.監禁(運動の機会をほとんど与えない)

研究チームが神経細胞をつなぐシナプス(の数を導き出したところ、
シナプスが多かったのはバリエーションを経験した「アクロバット」のグループでした。

ニューヨーク大学(メリッサ・シリング教授)の研究チームが、学習の効果について調べる研究を下記のようにしました。

1.囲碁だけを学ぶ
2.似ているゲームのオセロを同時に学びながら囲碁を学ぶ
3.無関係のカードゲームを同時に学びながら囲碁を学ぶ

結果は、1と3の学習率が同じだったのに対し、
関係のあるバリエーションをとりいれた2のグループは学習が有意に速いというものでした。

このことは、すでにできていることと、それに関連するバリエーションの組み合わさると、

もっと高い次元でできるようになったり、全く新しいことがなったりする参考になります。

かと言って、反復練習が悪いわけではありません。
反復練習もしてもらいます。

しかし、この反復練習が機械的になりすぎると学習が進歩することにブレーキをかけかねません。
一見、同じ動作の反復であってもその動作のなかに試行錯誤があったり、自分の思考や感覚が
違いを見極めるために働いていることが望ましいですね!

また反復練習は自信をつけ、信念を練り固めることにも大切なことは、言うまでもありません

動き

Movement is life・・・動きは大切なんです。

Movement is life.

動きは命と同じくらい大切なもの。

モーシェ、フェルデンクライスが残した言葉で、私が最も好きな言葉の一つ

この動きというのは身体の動きだけでなく

感情の動き

思考の動きも含んでいます。

我々が動くときに、その動きに伴う感情や考えも動きます。

フェルデンクライス博士は

“Movement is life.の後に

Life is a process. Improve the quality of the process and you improve the quality of life itself.” と続けています。

つまり、命はプロセスなのだから、そのプロセスの質を高めることは、命(人生)の質を高めることになる。と行ってくれています。

博士は

身体の動き、感覚、感情、思考がその人のセルフイメージを作り上げていくと行っています。

この4つの要素の動きの質を高めることが重要で、その中でも身体の動きに働きかけることが最も科学的でもあったのです。

身体の動きの質を高めるの鍵は

分化と統合そして組織化です。

 

感情

怪我をしない身体には分化と統合が重要なカギ

怪我をしない身体には分化と統合が重要なカギとなります。

分化と統合を説明するときに、以下のように話します。

こども発達において、違いを認識していくことは非常に重要です。

認識した違いを広げることが分化です。

違いを認識したことで脳は様々な細胞の間に新しい繋がりを広げていきます。

このプロセスによって、こどもの脳は成長し、変化し、ひとまとまりの複雑なパターンや脳の中にさまざまの地図を生み出します。

このプロセスによってこどもは、滑らかに、的確に、思い通りに動き、行動する能力を手に入れます。

このことを統合と呼びます。

そして成長発達には分化と統合が繰り返されます。

そもそもこの分化と統合は私たちが受精卵から始まる分裂において人になる過程においても生物的には当たり前のことなのです。

 

スポーツ選手もこのプロセスが非常に重要で、

スポーツ競技に適応するように分化と統合のプロセスを踏む必要があります。

特に肩痛や肘痛に長く悩まされている選手には必要なプロセスです。

このような症状の選手は、痛みを避けるために硬めてしまっているために身体の認識が未分化のことが非常に多いです。

頭・胴体・骨盤・左右の上腕と前腕・左右の大腿と下腿の分化の程度(未分化)では相当に滑らかさにかけます。

この分化が細かな粒子ほどになると非常に滑らかな動きになります。

しかも細かな粒子は様々な形に変形することが可能です。

バッティングにも変形することが可能です。

決して頭・胴体・骨盤・左右の上腕と前腕・左右の大腿と下腿の分化の程度では、様々な形に変形することはできません。

身体を微粒子のように分化していく作業、つまり違いを認識していく作業がフェルデンクライス・メソッドでは

「動きを通しての気づき」(ATM : Awareness through Movement)であり、

「機能の統合」(FI : Functional Integration)というアイディアです。

 

 

 

 

感情

認識を深める・・・分解するときも

ボールを投げる時

ラケットを振る時

脳の中でのイメージが肩の付け根あたり(いわゆる肩関節周辺)から

振っていると肩や肘に負担がかかりすぎて痛みに繋がることがよくあります。

そんなときは分解することも必要です。

分解することを分化と呼びます。

一つの細胞が、2つ、4つ、8つ・・・・と分かれていくことを分化と呼びます。

有名な立甲も、その位置付けで行えるようにしてもらいます。

まあ、はじめは出来ないことが多いですがすぐに可能になります。

ブルースリーも映画でやっています。

映画ではこの後、パンチの練習に入ります

高校生にもやってもらいます。

これができるようになると、肩甲骨と胸郭が分化したことになるし、

分化できれば、識別力も飛躍的にアップしています。

肩違い・・・認識の違い

肩が痛かったり、肘が痛かったりする選手に

身体のイメージを確認する時があります。

非常に面白いことがあります。

Q:ボール投げる時に、腕はどこから振っていますか?

大抵、腕の付け根あたりから振っています。

ある選手は二の腕(上腕)あたりと答えます!

だから腕に必要以上に力が入るんです。

少なくとも腕と身体は鎖骨で繋がっています。

腕の認識が違えば、腕の振り方が勝手に創造されます。

違いを知ること、認識して受け入れることは重要です。

 

 

感情

Arm Swing Movement学習コンセプト

私のところにはよく、スウィグ系のスポーツをしている学生さんが来てくれます。
野球関係が一番多いのですが、
肩が痛くて投げれなくなった選手
肘が痛くてバットをスウィグできなくなった選手
腰が痛くてグランドに戻れない選手

などなど多くの学生さんに来ていただいているのですが

私はフォームを矯正したり、体のどこかを強化する筋トレを教えることはほとんどありません。

なぜなら、教えてできるのならとっくに出来ているから!

私は長い間、病院のリハビリテーション科で理学療法士として勤務しておりました。
理学療法士の役割の一つに、何らかの理由で(例えば脳梗塞や骨折など)歩けなくなった方々に歩行訓練を行います。

歩けない人に、歩く訓練をしていたのです。
具体的には一緒に歩く練習をするわけですが、

もちろん上手く行く人もいますが、行かない人もいます。
いや結果的には歩くのだけど、質がイマイチと感じることが多々ありました。

歩けない人に歩く練習!
なんか、当たり前のようだけど!

若い頃は何の疑問もなく、やってました。

でも、いつしかなんか違うと思えるようになり、違和感がたっぷりとなりました。

よくよく考えて見たら、

赤ちゃんがハイハイしたいからといって、大人がハイハイを教えることはできません。
勝手にできるようになっています。

いつのまにか!

なぜか?

赤ちゃんは寝転がっている時に、手や足、背中、お腹などを無意識に動かしています。
一見、無駄のようなこの動きが赤ちゃんの脳に豊かな経験と情報をもたらします。

無駄なように思える経験と情報が、繋がり動きが創造されていきます。
かなりダイナミックです。

このように人は発達していくのですが、私はこの原理を学生にも応用しています。

スウィング動作で問題が起きるときは、多くの場合、「結果」にフォーカスすることが強くなり
赤ちゃんが動きを創造するようなプロセスが足りなかったと考えています。

スウィングはでんでん太鼓と同じ原理です。
この原理がうなく機能する経験をしてもらいます。

 

動き

たった3つのエクササイズで、7年間の痛みから解放!

7年間の痛みと補装具から解放されるのに行なったのは、数多くあるバリエーションの中から選ばれた3つのエクササイズ!

マニュアルコンタクトの理学療法も他のセラピーもなしで

やり方を覚えてもらって、実践しただけ。

その、

たった3つのエクササイズがこちら

なぜ、この3つの選択したのか?
都甲先生に直接聞きたいですね。

どのようなところに配慮して、
どこに着目して
このたった3つに選択したのか?

直接聞けるのはこの日です。

6月2日 日曜日

長崎は温泉で有名な小浜で行います。

ご興味がある方は、理学療法士はじめ治療の専門家、健康や体操に興味ある方はどなたでも参加できます。

ぜひ、ご参加を検討ください。

お申し込みは下記ページより

https://tanaka-tsutomu.com/tgegoscue/

 

エゴスキューのパッチとは?

エゴスキューエクササイズの中にあるパッチとは(これはあくまでも私見です)?

日常の中で繰り返される動きは、そのほとんどが非対称性の動きです。

歯磨きの手も

車のドアを開ける手も

包丁を使う手も

スポーツはそれがさらに強調されます。

ボールを投げる手の

ラケットを持つ手も

ボールを蹴る足も

ほぼ決まっていますよね。

 

利き手もしくは利き足を主に使います。

左右の使用頻度に大きな差があります。

むしろ非利き手汗を使うと違和感すらあります。

大抵は非実用的です。

故に、身体は普通の生活

普通にスポーツをしていれば、

さらに長く激しく行えば、当然歪んで来ます。

当たり前の結果です。

この歪みの程度が、その人の限界を超えると痛みを主とした様々の症状が出てきます。

エゴスキューエクササイズ(以下E-サイズ)は前後左右のバランスを整え、関節の可動範囲を広げます。

しかもシンプルなエクササイズなので、安心してどなたでも行うことが出来ます。

これだけでも身体の変化は相当なものです。

パッチは、前後左右に整えた身体を機能的に動ける身体に導いてくれます。

またパッチの動きの素晴らしいとことは、動きの制約を利用して、導きたい身体の動きを創出してくれるよう見事に組み立てられているところです。

この辺りは直接アドバイスを頂かないと見よう見まねでは得られないところでしょう。

だからこそ、痛みが長い間あって、動くことが怖くなってしまった身体を、解放してくれます。

 

今回はE-サイズとパッチを贅沢に盛り込んだワークショップです。

ちなみに日本でパッチを指導出来る公認インストラクターは、僅か3名だけ!

身体の専門家である理学療法士で、

現役の体操クラブの選手を育成し、

アスレチックトレーナーでもあるのは都甲先生のみです。

こんなプロフェッショナルの方からエゴスキューを学んでみませんか^_^

 

お申込みは下記のページから

https://tanaka-tsutomu.com/tgegoscue/

健康勉強会のご案内

『1回目』
ピタッとくる靴の選び方
~自分の足のサイズと靴のサイズ~

正しい足のサイズって、ご存知でしょうか?
足のサイズと靴のサイズは、違います。
正しいサイズの靴を履いていないことは、様々な足のトラブルの原因となります。
靴屋さんに行った時に、迷わない靴の選び方を学んでいただきます。

日 時:平成31年3月27日(水曜日)13:00~14:30
会 場:有喜ふれあい広場
参加費:500円
講 師:古里尚也先生(理学療法士)

『2回目』
足の病気を予防するための日々のフットケア
~巻き爪と外反母趾予防を中心に~

外反母趾の原因は、小さな靴を履いたり、ヒール靴を履くことと思っていませんか?
その反対に大きすぎる靴を履くことが、外反母趾の原因でもあります。
巻き爪の原因は、爪の間違った切り方や合わない靴を履くことなどです。
このような間違った知識やケアが、足トラブルの原因になっていることがあるのです。
足のトラブルを予防するために日常的にできる簡単な正しいケアを学んでいただきます。

日 時:平成31年4月25日(木曜日) 10:30~12:00
会 場:有喜ふれあい広場 
参加費:500円
講 師:古里尚也先生(理学療法士)

『3回目』
快く歩き、快く眠るための靴と枕の選び方

普段の仕事で履いている靴、普段の事務仕事で座っている椅子、毎日の睡眠時に使っている枕など
いずれも長い時間、身につけて使わないといけない大切な道具です。
そのため体にとっては良くも悪くも影響は少なくありません。
そのような道具を慎重に選ぶことは、健康を維持するための重要な要素です。
快適に歩くための靴の選び方、快適な睡眠を得るための枕の選び方を学んでいただきます。

日 時;日時;平成31年5月30日(木曜日) 13:30~15:00
会 場:有喜ふれあい広場
参加費:500円
講 師:古里尚也先生(理学療法士)

 

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https://line.me/R/ti/p/%40auz8400c

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参加日程 (必須)
『1回目』 ピタッとくる靴の選び方『2回目』 足の病気を予防するための日々のフットケア『3回目』 快く歩き、快く眠るための靴と枕の選び方